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KEY東京が目指すもの


在日コリアン青年連合(KEY)東京は、今在日コリアン青年が担うべき大切な役割として、3つのフィールド−

  • 在日コリアン青年のための"学び・コミュニティ"(場づくり)
  • 在日コリアン青年からの"情報発信"
  • 在日コリアン青年が進める"社会貢献・市民運動"
を設定し、活動しています。

日本と朝鮮半島の関係の中で生まれてきた在日コリアンは、大きな可能性があるからこそ、多くの課題も抱えていると考えています。


在日コリアンであるがゆえに、自分のルーツについて深く考えた経験は誰もが持っています。在日コリアン青年が自分のルーツを肯定し、自信をもって日本社会の中で活躍していくことは大切です。意識しないと会うことがない在日コリアン青年同士が集まり、互いの想いや考えを語る中で生まれてくる新たな価値観を持てることで視野が広がり、自分を取り巻く日本や朝鮮半島の社会や歴史を学ぶことで、より深く自分を捉えることができます。ハングルを学ぶことでもっと朝鮮半島を身近な存在に感じ、対話を増やす場が広がります。

KEY東京は在日コリアン青年が活き活きと暮らしていき、秘められた可能性を実現するために在日コリアン青年が集まる場を提供します。


在日コリアンと日本との100年の歴史は、植民地支配、侵略戦争、戦後は冷戦と朝鮮半島の分断に非常に強い影響を受けてきました。このような歴史から在日コリアンは「悲惨で受動的な存在」という印象ばかりが先行してしまいがちです。ですが、まさに逆で、悲惨な歴史を生きてきたからこそ手に入れた視点は、国家や国民の概念とは何かを考えることができ、他者を考える上でその人のアイデンティティを尊重し、説得力のある発言を持つことができます。在日コリアンだけで社会を閉ざすのではなく、私たちが暮らす日本社会、朝鮮半島に暮らす人たちに私たちの考えを伝えていく情報発信が今まさに在日コリアン青年の役割だと考えています。


情報を発信していくことと共に、若い世代が社会に関心を持ってより良い社会を目指し、誰もが人間らしく生きていくためにはどうしたらよいのか率先して市民活動をつくります。 在日コリアン社会、日本、朝鮮半島、東アジアや世界を見据え、人権や平和を実現するために日本と韓国の青年と共に考え行動していきます。


KEY東京に集う人たち

KEY東京に参加する会員はみんな在日コリアンです。私たちは「在日コリアン」を“コリアにルーツを持つ者"と考えています。ですから韓国籍・朝鮮籍・日本籍などといった国籍の違いは関係ありません。またルーツを2つ持っているダブル(一般的にはハーフ、クォーターと言われていますが)も大勢います。こうしたいろんな在日コリアンがKEY東京に参加しています。(ちなみに現在、在日コリアンは韓国、朝鮮籍が60万人、日本国籍者を含めると150〜200万人いるといわれています。)

KEY東京のメンバーは、主に東京、千葉、神奈川、埼玉などに住んでいますが、出身地は関西、東海、北関東、中国、九州、北陸など様々です。職業も、会社員、医療関係者、学生、自営業と様々で、年齢は20代〜30代が中心となっています。

仕事や学業を持っている会員が普通に運営スタッフやボランティアスタッフを担い、種々の活動を進行しています。


KEYの概要

在日コリアン青年連合(KEY)は1991年に関西地域で結成しました。そして、KEY東京は1994年6月にスタートしました。

KEYは、地域に根ざして活動する在日コリアン青年の集まりの連合体で、東京のほかにも、大阪に3ヵ所、兵庫に2ヵ所の地域拠点があります。そして全体的な運営を進行する事務局を置き、大阪に事務所を構えています。現在東京で1名、関西の事務局で3名の専従スタッフが働いています。

KEYのミッションは、「教育及び実践を通じて、在日コリアン青年が肯定され自己実現できる社会を創造するとともに、日本と朝鮮半島ひいては東アジアにおける平和の確立と人権の伸長に貢献する」こととしています。ハングル講座や歴史人権講座という勉強会を中心とした、在日コリアン青年の学びを通じたエンパワーメントの機会提供を基本活動とし、その他に在日コリアンや朝鮮半島、日韓関係等に関する諸テーマについて取り組む市民活動も行っています。(どんな活動を行っているかは、全てこのホームページで紹介しています。)

今KEY全体において、一年間通じて行う諸行事に参加している在日コリアン青年の人数は約400名で、KEY東京では約100名です。

またKEYには上部団体も下部団体もありません。運営を担うのは、自発的に参加する会員たちです。運営費も会員からの会費やOB・OGからのカンパ、自分たちが行なう事業収入によってまかなっています。


〈参考〉団体名称変更に際する発表文(2003.03.30)


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