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歴史認識の共有・戦後補償の実現  

日本の植民地支配と侵略戦争の歴史をどう捉えるか−歴史認識問題は戦後半世紀以上も経つ今でも、日本とアジアの間に横たわる大きな問題として残っています。そして何よりも、過去の歴史で被害を受けた当事者たちがまだ生存しており、自己の尊厳の回復を求めて闘っています。

日本と、朝鮮半島をはじめとするアジア諸国との歴史認識の共有、戦争被害当事者に対する戦後補償問題に対して、KEYは単に過去起きた問題としてではなく、現在の平和と人権を左右する“今”の問題であると考え、結成当初から向き合ってきました。KEY主催で歴史の跡地を訪問するフィールドワークや戦争被害当事者の講演会を行ったり、また様々な団体との協力の中で、集会の開催や戦後補償裁判への支援などに取り組んでいます。



歴史教育アジアネットワークJAPAN

2001年の「つくる会」中学歴史教科書が文部省の検定を通過したことをきっかけに起きた「歴史教科書問題」は、改めて歴史認識問題に真摯に取り組むことの重要性、歴史歪曲を許さないためにもアジア共通の歴史認識を作り上げること、そのためにはアジアの人々との連帯行動が必要であることを明らかにしました。

そうした認識を共有する教師や学者、青年学生、在日などの様々な分野の市民が共に考え活動できるネットワークを目指して2001年9月に結成されたのが、歴史教育アジアネットワークJAPANです。KEYは運営委員として、KEY東京が中心になって参加しています。歴史認識問題に関する恒常的な情報提供・交換のほか、国際フォーラムの開催、日韓中三国の共通歴史副教材作り、韓国の団体『教科書運動本部』との共同事業などに取り組んでいます。


歴史教育アジアネットワークJAPANのホームページ(http://www.jca.apc.org/asia-net/)


戦後補償を求める取組み

KEYは、歴史問題の中で戦後補償=被害者への個人補償が最も緊急に解決されるべき課題であると考えています。法律といった専門性を持ってはいませんが、在日の若者としてやるべきこと・できることをずっと模索してきました。

KEY東京は、在日の元「慰安婦」宋神道さんが93年に起こした謝罪・補償を求める裁判の傍聴や集会に継続して参加してきました。東京地裁での原告敗訴判決があったときには、少しでも宋神道さんの力になれればとKEY東京のメンバーで宋さんを招待した食事会を開いたりもしました。

また大阪のKEYでは、在韓被爆者の健康手当受給を求める訴訟や、戦時下日本企業の朝鮮人労働者に対する賃金未払い等の契約不履行を訴える裁判の支援を行っています。


宋さんといっしょに(在日の慰安婦裁判を支える会)のホームページ(http://www.geocities.co.jp/WallStreet/7486/index.html)


その他の活動

KEYは、上記以外にも、過去の問題に関連する活動・取組みを行っています。

1996年には在日韓国学生同盟と共同で、1965年に結ばれた「日韓条約の見直し」を掲げて、日韓の間にまたがる歴史認識問題と戦後補償問題の解決の必要性を訴え、解決の方向性について在日の立場からの意見を表明しました。そのときの活動記録と、有識者のインタビュー記事や講演録をまとめて「過去と冷戦を超えて」という書籍を発刊しました。

また2002年サッカーW杯日韓共催の時には、他の市民団体との共催で、サッカーの試合を見ながら歴史問題を考えるイベントを開催するなど、歴史問題をともに考える取組みを行っています。


日韓条約に関する書籍『過去と冷戦を超えて』は、KEY事務局で販売(1冊1500円)しています。eメール(info@key-j.org)でお申し込み・お問い合わせください。

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