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私たちは咸鏡北道オリニ結縁募金を行っています

Q.咸鏡北道オリニ結縁募金とは?

私たちKEYは、DPRKが直面するこの困難に対して、人道的立場と東アジアの平和を築きたいという立場から、98年より、JTSという韓国の団体(右記参照)が行うDPRK羅先地域の子どもたちへの栄養食支援「羅先オリニ結縁事業」に協力してきました。しかし、下記の事情のため、JTSは2007年より栄養食支援を含めた羅先における支援活動全体を中断しています。したがって、KEYが行う「羅先オリニ結縁事業」も中断せざるを得なくなりました。

しかし、DPRKに対する食糧支援の必要性は変わりありません。またJTSは、羅先地域での活動は中断していますが、清津など咸鏡北道内の他地域で食糧を含めた人道支援活動を継続しています。平壌以外の、さらに厳しい地域に支援を行っている韓国系の団体はほとんどないのが現状です。

そこでKEYは、JTSが行う人道支援活動に継続して協力することを決め、新たに「咸鏡北道オリニ結縁募金」と称する募金活動を2008年8月より開始することにしました。募金の形式は、これまでの「羅先オリニ結縁」と同じで、集まったお金はKEYで責任を持って管理し、JTSが咸鏡北道の子どもたちに対する食糧支援を行う時に、その使途に充ててもらう形で募金を伝達します。募金を伝達した時は、結縁者(協力者)にメールにて報告します。

「結縁」という言葉は、咸鏡北道の子どもたちと「縁を結ぶ」ことの重要性を含意して用いています。あなたの分かち合いの心が、隣に生きる人に生の希望を伝える便りを運びます。ぜひご協力下さい。

Q.JTSとは?

Join Together Society(JTS)は、「飢える者に食べ物を、病める人に治療を、文盲に学ぶ機会を」という願いで結成された国際救護団体。浄土会という仏教系の団体でもあり、韓国に本部、米国やインドに支部を置いています。1991年にインドのカルカッタで人間扱いをされない仏家の被差別階級の子どもたちに食べ物と治療、学ぶ機会を提供するためにメディカルキャンプを設置し、食糧支援と学校設立を行なったのが活動の始まりです。

JTSインターナショナル(本部)の下に、基金を調達する韓国JTSと米国JTSがあり、現場で活動しているインドJTS、フィリピンJTS、アフガンJTSがあります。また現在、津波被害を受けたスリランカでも活動しています。DPRKに対しては米国JTSが人道支援活動を行うという形で羅先地域で活動してきています。




咸鏡北道のこどもたちと結縁しませんか?

ぜひあなたも朝鮮民主主義人民共和国(以下、DPRK)・咸鏡北道のオリニ(こども)たちと結縁しませんか?結縁にご協力くださる方は、私たちKEYにお問い合わせください。分かち合いの心が、隣に生きる人に生の希望を伝える便りをきっと呼ぶでしょう。

※結縁を希望される方は、こちらのフォームに、お名前、連絡先、希望する結縁数をご記入の上、送信ください。また結縁金は、下記郵便振替口座にお願い致します。(振替用紙の通信欄には「オリニ結縁」と記入して下さい)。ご希望される方には振替用紙をお送りします。



●年間結縁

「年間結縁」では、1年単位の協力をお願いしています。1ヶ月一口500円で、1年で6000円となります。(口数は自由)。ただし2008年度分は8月〜12月の5ヶ月分となります。

支援金(\6,000×結縁数)の入金が確認できた時点で結縁者になられたこととして、その後結縁期間中は支援活動の報告や北朝鮮人道支援に関連する情報を掲載した「結縁通信」をお送りします。

現在お申込みになられた場合の結縁の期間は、2008年8月より2008年12月となります。

●個別結縁

上記の年間結縁だけではなく、随時こどもたちへの支援として募金してくださる方も募集しています。頂いたお金はJTSを通じて、咸鏡北道のこどもたちへの食糧支援に使われます。


郵便振替口座番号 00120-3-610562
口座名称 KEY東京
※銀行振込口座をご希望の方は、申込みフォームの備考欄またはメールでその旨お伝えください。こちらから折り返しご連絡致します。


JTS羅先オリニ結縁事業 中断のお知らせ

KEYは、JTSが行う北朝鮮咸鏡北道羅津・先鋒地域(現在は羅先市)の幼稚園・託児所の子どもたちへの栄養食支援事業に1998年より協力してきました。DPRKが直面する食糧難に対して、人道的立場と東アジアの平和を築きたいという立場から、そして在日コリアンとしての同胞愛の気持ちも持ちながら、この栄養食支援事業を日本からも応援するべきと考え、『羅津・先鋒オリニ結縁事業』と題して、1ヵ月500円の募金を対内(会員)・対外に呼びかけてきました。KEYが受け持った支援先は何度か変更しましたが、この間はチョサン農場託児所とユヒョン農場幼稚園の2ヶ所を支援し、約200名の子どもたちと“結縁”=縁を結んできました。

しかし、2007年11月JTS事務所を訪問した際に、JTSの栄養食支援が2007年に入り中断していることがわかりました。その理由は、JTSが窓口となる現地地方政府(北側当局)に現場調査の活動範囲拡大と正確な資料・データ(幼稚園・託児所の子どもたちの人数等)の提供を求めたことに対して、北側当局から十分な回答が得られないため、栄養食支援を含めた羅先における支援活動全てを中断せざるを得ないとJTSが判断したためです。

KEYではその後2度(07年12月、08年3月)JTS事務所を訪問し、中断に至った経緯の詳細の説明を受けるとともに、今回の件について連絡が遅れた点について遺憾の意を伝えました。またKEYが集めた2007年度分(07年5月〜08年4月分)の結縁金はJTS内で使用を保留されているという回答を得ています。

JTSからの話では、北側当局の対応が改善されれば栄養食支援を含めた支援活動を再開するつもりだが、すぐに再開される目処は立っておらず、少なくとも2008年内は難しいと予測しているとのことでした。その意見を受けてKEY内で論議を行い、2007年度分として集めた結縁金については、JTSによる清津の孤児院の子どもたちへの支援(実施は不定期であるが、今後も継続して行う計画にある)に充当することを決定しました。また、今号の冒頭で述べている通り北朝鮮の食糧難の状況は続いているため、KEYとして人道支援活動は継続して行っていきます。具体的な実施方法について現在検討中です。

羅先オリニ結縁事業の中断状況について連絡が遅れたことをお詫びするとともに、北朝鮮への人道支援について多くの方のご賛同とご支持があることを望んでいることに変わりはありません。何卒宜しくお願い致します。(2008年4月14日)



■DPRKの食糧事情の現状

DPRKは90年代半ば以降水害や旱魃という自然災害の被害を繰り返し受けました。その直接的な災害に加えて、国際的な孤立や農業政策の停滞も影響して、深刻な食糧不足の状況に陥りました。その後、世界食糧計画(WFP)などの国連機関や各国政府、NGOによる緊急食糧支援をはじめ肥料など農業復興支援により、食糧生産量の増加など状況は改善傾向にありました。

ところが2007年8月7〜14日にかけて集中豪雨が続き、山崩れや河の氾濫などにより甚大な被害が生じました。DPRKや国連機関の調査報告では死者・行方不明者が少なくとも数百名、住居を失った人が約17万名で、この水害により約100万名が被害を受けました。また農地やインフラも大きく損なわれたため、深刻な食糧不足に陥ることが懸念されました。

その懸念の通り、国連食糧農業機関(FAO)が2008年4月11日に発表した世界の穀物生産に関する報告書では、北朝鮮は昨年の水害が原因で07年11月から08年10月の間に計166万トンの食糧が足りなくなると推計されています。同報告書によると、07年の北朝鮮の穀物生産量は約300万トンで、06年に比べ100万トン落ち込み、2000年以来の低水準にとどまりました。主要穀物であるトウモロコシは前年比33%減少、コメも同25%減少し、その結果平壌では小麦粉やコメの市場価格が07年比で2倍になっているそうです。報告書は「北朝鮮は再び外国からの援助に頼らざるを得ないだろう」と指摘しています。 未だ人道支援を要する状況に変わりがありません。


よく「物資は、支援を必要としている人たちに届かない」という懸念が言われますが、WFPは「アクセスなくして食糧なし」の政策を貫いており、アクセス可能な郡にのみ支援を行いつつ、援助食糧配給のモニタリングに対する規制をさらに緩和するようDPRK政府に要請を行なってきました。

また、2002年10月に、WFPと国連児童基金(UNICEF)、DPRK政府の中央統計局、子ども栄養管理研究所が共同で、DPRKの子どもたちの栄養調査を実施しました。この2つの国連機関は、今回の調査は、低体重の子どもや栄養不良の子どもの割合が減少しており、状況は明らかに好ましい方に向かっていることが認められるとしており、「この結果は、とても勇気づけられるものであり、我々の支援が明らかに対象となる人々に効果的に届いていることを示すものだ」と、国連人道調整局事務局長が述べています。またDPRK政府も、過去数年にわたる国際社会の大規模な人道支援が、この数値改善の要因としてあげられることを認めています。



私たちKEYは、DPRKが直面するこの困難に対して、人道的立場と東アジアの平和を築きたいという立場から、98年よりJTS(Join Together Society)というNGOが進めている「羅先オリニ結縁事業」に協力してきました。上記の事情により、2007年より羅先地域に対するJTSの支援は中断していますが、私たちは変わらずDPRKのこどもたちへの食糧支援が必要である現実を受け止め、現在「咸鏡北道オリニ結縁募金」と称する募金活動を行っています。


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